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    自然災害とシビルエンジニアの誇り

    2016.04.21 Thursday 17:00
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      熊本で、九州で、今なお激しい揺れが続いています。
      安否の確認の取れない方もいらっしゃいます。

      心からのお見舞いを申し上げます。
      そして、土木技師であった私は何をすべきかを真剣に考えています。

      というのは、かつて私が土木技師を志したきっかけが自然災害だったからです。

      中学生の時に、長野県内で土砂崩れにより老人ホームが巻き込まれ、
      入所者が犠牲になるという大災害がありました。

      自然の力に脅威を抱きつつ、
      「人間は災害には無力なのか、
      自然災害を未然に防ぐためにはどうすればよいのか…」
      と考える日々でした。

      そうして、私は土木技師を志し、
      中学卒業後に自活しながら木更津高専の土木工学科に進学しました。

      土木工学科のマークである“C”は「シビルエンジニア」のCであり、
      「公共の福祉の向上にこそ土木の役割がある」と学びました。

      その後は木更津市役所に女性初の土木技師として入職し、
      道路と下水道の建設に携わってきました。

      在職中に、阪神淡路大震災が起こり、
      「未熟な私たちだが、被災地で何かできるはず。派遣してほしい」
      と、同僚とともに課長に直談判をしましたが、
      「足手まといになるだけだ」と却下されました。
      非常に悔しい思いをしたことを、今でも思い起こします。

      その後は、新潟中越沖地震や東日本大震災など、次々と大災害が起こり、
      土木が人々の役に立っているのだろうか、と考えています。

      住宅建設では、造成段階で地盤の崩落の危険性は検討されたのだろうか。
      急傾斜地対策としての、国や自治体の役割は発揮されていただろうか。
      耐震補強などの求められる住宅や公共施設などへの対策は十分だったか。
      使用不可のライフラインの代替ラインの構築は検討されていたか。

      などなど、これから詳細な検証が必要だと思いますが、
      同時に、これらはこの間の災害からも教訓を引き出して、
      すでに実践されていなければいけない課題です。

      そうなると、必然的に予算の確保が求められます。
      リニア新幹線とか、八ツ場ダムなどのムダな公共事業に投入している巨費を、
      直ちに災害対策に振り向けるべきです。

      所有者の責任とされる住宅や急傾斜地にも、
      耐震対策を講じるための国からの補助金を手厚くすること。
      災害時の対策本部となる市役所などの耐震性を高めることも、急務です。

      もちろん、当該自治体は被災者に食事や飲料水、毛布をはじめ、
      必要とされる物資を届けるために、現在大変な奮闘をされていると思います。

      そういう時に、ただ政府は見ているだけでいいのか、
      被災者の救援救済を自治体に任せているだけでいいのか、
      と強く感じます。

      国会のTPP審議は直ちに中断し、
      被災地への支援に全力を傾けるべきではないでしょうか。

      熊本地震の救援救済募金の訴えをしていると、
      子どもや若者が協力をしてくれます。
      100円や500円などの小銭を募金箱に入れる彼らを見ていると、涙が出ます。
      「自分も何か力になりたい」というまっすぐで純粋な思いが、込められています。

      私の活動をFacebookで見た知人や友人から、
      「募金をしたい」
      「募金を募る宣伝に参加したい」
      と連絡があり、また涙があふれます。

      「がんばれ○○」と市民の絆だけを強調するのではなく、
      あらゆる対策を講じるように、政府には強く求めたい。

      二次被害も広がるなか、
      「国民の命を守る」という責任を政治が果たすべきです。

      私も全力をあげます。

      (お預かりした募金は、日本共産党が責任をもって被災地に届けます)
       
      category:熊本地震 | by:浅野ふみ子comments(3) | -

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      日本共産党の浅野ふみ子です。
      4歳、7歳、8歳の3人の子育て真っ最中です。
      子育て世代、働く女性の声を届けるために頑張ります。

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