人権、人への信頼

2015.02.26 Thursday 12:13
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    最近もっとも泣き、考えさせられた本の一つ、
    「権利の芽吹きは足もとに−あたりまえに生きていくための視覚障害者運動」
    梅尾朱美 著

    生後間もなく視力を失い、盲学校で学び、母となって命と向き合い、
    点字の母子手帳を、と声をあげてこられた方。

    人権意識は急速に高まってきているでしょうが、まだまだなんだな、というのが第一印象。
    さらに、梅尾さんの強さ、しなやかさに、正直なところ驚きました。
    「めくら、めくら」といじめられてきた、と告白されているのに、限りない人への「信頼」を持っておられる。
    なぜだろうか?

    盲学校で、担任の先生に
    「心が渇くってどういうことかわかる?」
    「人間には、心が渇く、ということがあるものだ。それがわからないうちは、一人前とは言えない」
    と言われてすぐにはわからなかった、と。

    しかし、ピアノを教えてもらう音楽の先生が、母子家庭で高校生の子どもを一人で育てている大変さ、
    に思いをはせ、やっと担任の先生が言っていた意味が分かった、と。

    ともすると、「私はこんなに大変」「私ばかり損をしている」という気持ちになりがちな、
    私自身がたしなめられた思いがしました。

    素直に、さまざまな指摘や教えを受け入れる、人を信頼する、という人柄がどのようにつくられていったのか、
    彼女自身の体験の紹介からよくわかりました。

    まさに、人権に対して渇望するからこそ、人を信頼する。
    自分の幸せと社会の進歩を重ね合わせる生き方、本当に素敵です。

    ぜひ、お勧めしたい本です。


     
    category:障害者問題 | by:浅野ふみ子comments(0) | -

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    日本共産党の浅野ふみ子です。
    2歳、5歳、7歳の3人の子育て真っ最中です。
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